靖幸観察

靖幸ちゃんの私的観察

クリーピー 偽りの隣人 を観て参りました・・が。

ホラー耐性のあるこいちゃんが、怖くて途中で無理!って思ったというクリーピー。上演時間を確認したら、いい感じだったので、予告も内容もホボ情報収集しないまま行ってみました。ネタバレしちゃうと思うので、これから観る方、知りたくない方はご注意ください。

なお、サスペンスというよりは、バイオレンスとグロっぽいので、そういうのが苦手な方はどうかな・・。あとサスペンス耐性高い方は、満足度低いかも。(個人の感想)

 

私個人の感想としては・・・酷評。これに1800円とかないわー。監督や脚本や関係者に惚れてるわけでもないから、全然担ぐ気もない。

 ワタクシもともと、闘う系の映画は疲れるから嫌い。「グロさ盛りだくさん!」のホラー系は、そんなの職場で見るから「ふ〜ん」って思って妙にヒク。ですが、サスペンス系は好き!どういう系かというと、seven(1995)、羊たちの沈黙(1991)、ミザリー(1990)、ルームメイト(1992)とか。あれ?90年代しかない。

 で、ザザッと検索してみると、Twitterに書いている方は好評が多く、ブログに書いている方は酷評がわりと多い印象。興味深い。ま、好き好きだし、感性はそれぞれなので。

 こいちゃんが、怖すぎて、途中で「もう無理」って言ってましたけど、私は退屈で「もう無理」って感じ。全部で130分の映画らしいのだけど、75分ぐらいから暗い中で時計見て、カウントダウン。今日わかったことは、ホラー耐性とサスペンス耐性は違うってことかな。

 ストーリーは、色んな方が詳しく書いていらっしゃるので、そちらを参照していただくとして、大雑把に言うと、羊達の沈黙を見ることができれば、これも見れます。でも羊達の方が、何倍も惹かれますよ。

 

 何がそんなにアレかって、いっぱいあるw

  1. メジャーポイント
  • ストーリー飛び過ぎ。かつ、設定の不一致や不明瞭が多いので、ディテール落ちがすごく気になる。ココに、心理的な怖さ埋め込めるよ!というところをいくつもスルーしてる。この監督としては、丁寧な見せ方と書いている方もいるけど、多分全体構成がしっくりしていれば気にならないのかもしれない。が。
  • サイコパスって設定だけど、そうでもないよねという行動。(香川さんの演技は皆絶賛)日常生活の中で遭遇するボーダーや、フレネミーなんかこんな感じ。そこに殺意があるか実行するかっていう違いなだけで、本当にサイコパスならあそこで自分では撃たないだろうし、逆に犬は自分で撃つだろうし。中途半端だな。

 

 2. マイナーポイント

  • 最初に出てきた連続殺人犯みたいな若者。そんな人、あんな簡易なところで聴取する?しかも、凶器持参って、警察の設定が甘すぎる。
  • ヤスコさんおバカさんなの?ってぐらい近所付き合いしようとする。そんなボケた主婦いる?
  • クルーの偉い人の中に、女性が居なかったのかな?と思うぐらい、女性目線がおかしい。高倉夫妻の家の内装や間取り、家具・・色々と昭和っぽい。今時の夫婦でこれないだろー?という感じ。そして「昨日作ったシチューが残った」って。昨日の残り物持ってくるの、一般的にどうかな?
  • 警察辞めて、研究業績もなく、いきなり大学教授とか通常なれないでしょ?
  • 私の知る限り、大学にあんな職員室みたいなところはない。少なくとも研究室。
  • 現役警察官が、令状もなく、他人の家に入る?しかも一人で。不法侵入だし。
  • 警察が手を引いている事件を、個人的興味で介入する?規則違反だし。
  • 犯罪心理学を学んでるという割に、押しが強すぎるだろ。高倉教授。
  • インタビューするにあたり、あんなオープンなところでするのは倫理的に問題。
  • ドリルみたいので、ブスブス手の甲刺してたけど、あんなドリルなんて、骨にワイーヤー通す時以外使わない。あと経皮吸収は薬効までに15〜30分はかかるから、あんなパタッと倒れるような即効性は期待できません
  • 警察のすごく偉い方(笹野さん)が登場。いい味出しているものの、普通は現場に出向かないだろうし聴取も取らないだろう。さらに、ズパパズパパという効果音が聞こえてきそうな転末は可哀想・・・というか雑。
  • 日野市事件と家の並びが同じ。というフレーズを使っていたし、終わりでもその並びに固執する西野の姿が映るけど、そこにどういう意味を持たせているのかが不明。たぶん固執性をサイコパスに当ててるんだろうけど、不明瞭。というかそれ以前に、日野市事件と、今回の家の並びが一緒には見えないんですけど・・
  • あの半地下室のようなところにいた、西野の娘の設定から見た、「お母さん」「お兄ちゃん」「お父さん」。急に登場してきたけど、一体どこの家族なのか?最後までわからず。
  • 2軒隣の田中さん?「西野は鬼」と言っただけで爆破?しかも、野上はパッキングじゃなく爆破ってなぜ?
  • 西島家の玄関の左側にも部屋があるのに、みんな右に行く。右の奥の右手にテレビの部屋があることになっている。しかしテレビを見ていた部屋は玄関から左側。辻褄合わない。
  • テレビを見ている部屋の真向かいに半地下があって、半地下から見あげるとテレビのある部屋なはずなのに、なぜか半地下の鉄の扉の位置がちょいちょい変わってる。
  • 最後、みんなで車に乗っているシーンは、なぜ普通に撮影しなかったのだろうか?CGの宙を飛んでいる感じで、逆に違和感。
  • 最後、西野の娘役が拳銃を取って・・・したら、さらに続くって感じだったのに。第二のサイコパス誕生。

 

撮影場所が、めっちゃ田舎だって思って見てたけど、稲城市だってことが後から判明。うーむ。稲城市って、一応、東京都。

そして、酷評しっぱなしですが、何よりも「怖っ」って思ったのは、エンドロールの後、私の一つ空けて隣に座っていたおっさんが「(映画配給会社)なんて潰れちまえ!」と繰り返し言いながら席を離れていったことでした〜。

 

オシマイ