靖幸観察

私的観察

👓 岡村靖幸氏 Peach どんなことをしてほしいのぼくに

2月6日から1週間限定のレイトショー

Peach どんなことをしてほしいのぼくに」

 

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 これを、映画館で観る日が来るとは・・実は思ってもおりませんでしたw というのも、毎回言ってしまいますが、当時は貧乏学生であったことと、岡村ちゃんのお姿よりも歌に興味があったので(オブラートに包みましたよ)あえて行くこともなく。

そして、数年前にDVDは購入していたのですが、最初の方をチラッとだけ観て、あとは断片的にしか観ていなかったので、内容は初見でした。🙇 ごめんねー。

 

神保町シアター

「平熱大陸」の一部撮影地でもある、神保町の駅から徒歩10分程。例の「小宮山書店」の前を通り、狭い路地を曲がって、曲がって奥に進んでいくと、ひょっこりとシアターに遭遇します。前売り券はなく、午前中から「整理券」給付方式です。今日同伴してくれたべいべちゃんが今朝並んできてくれました\(^o^)/ ありがたい💕

 

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このシアター99席で満席ということですが、初日から3日連続で満席。整理券番号順に入場し、中は自由席。番号が早ければお好きな場所を選べますが、最後の99番の方だと最後の1席に誘導される、という仕組みです。多分21:05から入場し21:15には上映開始です(早っ)

 

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ホールには、特設ボードあり。壁にもフライヤーありで、シアターの方の岡村くんへの愛を感じます♪

 

本日、この映画館のスタッフさん、タモTを着ていらっしゃる女性がいて、もしかしてこの方が火付け役?ナンテ思ったりしておりました。(真相はわかりませぬ)

 

上映まで

上映までのBGMは、映画の中で使用されている曲。つまり「友人のふり」や「SUPER GIRL」などが掛かっていたはずです。観客の年齢層は、20代らしき若者もいらっしゃいましたが、一方で60代か50代後半かというような方も数名。スタッフの方が、繰り返し「トイレは1階しかありません」とアナウンスしていたのが印象的。みんなトイレ迷子になるのかしら?

 

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本編開始!

 

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場内が暗くなり、即上映スタート。普段、映画館であるようなCMはなく、代わりに「EDWIN for Yasuyuki」だったかわかりませんが、デニムのCMが30秒程度だけ流れ、最初から会場内の笑いが起こりますw ココでも小芝居靖幸が見れます。

 

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本編のストーリーは・・ありました!意外に(←今の流行りなはず!意外に)

 

【DVDより引用】

大学へ行くわけでもなく、真面目に働くわけでもない。親の仕送りを受けながら都内のマンションに一人暮らしする靖幸は、アマチュアのミュージシャン。大した野心もなく、キンタとエリコという二人の友人と毎日街を遊び歩くが、本当に欲しいものはみつならなかった。自分の存在の曖昧さに苛立ちながらも、甘えてやり過ごしているところへ親からの断絶。やがて密かに想っていたエリコに婚約者が現れて、突然の離別を告げられる。「みんな人は淋しいんだって言うけど、絶対に違う」ー靖幸の孤独感に答えはえら得るのか。

岡村靖幸の初主演映画、監督をezの坂西伊作が手掛け、リアリティー溢れる台詞と映像で都会の若者の孤独を描く

 

だそうです。

上映中のBGMも、もちろん岡村くん。はじめから最後まで岡村くんづくしなので、それもアガリます☆

 

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 詳細は各自でご覧頂くとして、映像として気になったのは「時代感」です。若干「バブルでGO」チックにも見えたりします。

記憶を遡り、断片的に気になったのは、白い靴下・細身で丈の短いデニム・やたら肩パット・ソバージュ・シャツイン・緑の公衆電話・公衆電話からプッシュホンの電話番号を押してかける・シートベルト無し・美術館内で飲食などなど。

この映画、公開が1989年、つまり平成元年なんです。この年の携帯電話普及率は0.4%*1待ち合わせして、よく遭遇できていましたね。もう、今じゃ信じられないー😱

 

ちなみに1989年(平成元年)何があったか

1月7日に昭和天皇崩御され、1月8日から「平成」という年号がスタートしました。当時、天皇陛下の容態が日々報道され、血圧の値がどうのということや、下血したのなんだのというテロップが流れていたような気がします。

ほか、手塚治虫先生や美空ひばりさんがお亡くなりになり、横浜アリーナがオープンし、ゲームボーイが出て、吉本ばなな先生のTUGUMIやキッチン、村上春樹先生のノルゥエーの森が発刊されたようです。

 

参考 🔽

 

nendai-ryuukou.com

 

 

👓べいべとしての楽しみ方

スタートから、おかしなゴーグルをかけた、ほっそい岡村ちゃんが、キレキレのデンスでご登場するこの映画。ストーリーは(意外に←失礼ながら)あるので、そこに注目もありですが、多動で多弁な岡村くんをガン見することをお勧めしますw

役の設定上の動きや台詞というよりも、時に「これ素でしょ?」というような場面もあり。また色んな表情をするので「この表情、今もよくするよねー」とか、「横から見る岡村くんってあんまりないよね」とか、「ビビりすぎだろ?w」とか、「即興シュッシュポッポ可愛い」とか、若い男子らしい悪い感じの言葉使いも今じゃ聞けないので貴重です。

先日のラジオでしたっけ?「俳優の才能がめちゃめちゃあるならやってみたい。でも才能ないから」みたいに話されていましたね。うーん、拝見する限り「上手いか」と聞かれたら微妙ですがw、あの映画のコンセプトとしてはマッチしてましたよ。

 そうそう、岡村くんのお尻が、ものすごーく可愛いです(◡̈)/♥︎ 横や後ろから撮影してるシーンで、注目してください。たくさんありますよw

ところで、このシャツ

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あのCMの時の、ドットシャツに似てません?残念ながら、その写真が探せず載せられないのですが(-ω-;)

 

ロケ地

途中3人で江ノ島あたりに行きますが、その中に出てくるレストラン。鎌倉〜葉山方面にある LA MAREE DE CHAYA。ずっと昔、ランチの時間あたりに行ったことがありました。お値段忘れましたけど、綺麗なお店でお洒落でしたよ♪

 

4travel.jp

 

もう一つは、この場所は

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こちらあたりです。

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江ノ島に雪って似合わない写真ですけどね。だいたい、江ノ島から鎌倉よりの数百メートルぐらいでしょうか。車だと134号が空いていれば5分ぐらいですね。

 

岡村くんの願望や状況や?

「ナンパしてみたい」といつも言ってた岡村くん。劇中ではナンパしまくってますw 普段出来ないことをやってみよう!って感じですよね。チャラ男。一方で、「みんな人は淋しいんだって言うけど、絶対に違う」と、所々で表現され「友達じゃん!」という言葉がキーワードとして使われています。岡村くん自体が、こう言う友達が欲しかったのかもしれませんね。また、父親から「お前には音楽の才能はないから、ミュージシャン辞めて仕事しろ!」と、言われたのか言われたかったのか…。しぇいしゅんモラトリアム全開な感じです。

 

 

ところでキンタ。約30年後に子育てブログ書いてるとは、想像もしてなかったでしょうねー。

 

👓 オシマイ