靖幸観察

靖幸ちゃんの私的観察

できないことが問題ではない-個人的なメッセージ

ワタクシの人生の岐路では、必ずと言って良いほどSNSマイブームがやって来る。前回は12年前あたり、今と同じく大殺界最終年。



文章が上手いわけでも、大した事書くわけでもないものの、多分「書く」という行動が、なんとなくモヤモヤしてる生活の中で、思考の整理に役立っているのだと推測してます。



で、靖幸とは全然関係ないこと書きますが…



今、仕事上、とある課題を与えているスタッフがいます。課題というぐらいなので、かなりの労力を使って対応しないといけないものです。



この課題は、私たちチームメンバーは誰しもが通る道で、いつかは学ばなくてはならない行程。
今まで培って来た基礎学力や知識を土台に、思考のプロセスや物事の構造化をはかり、説得性のある内容に仕立てながら、さらに表現方法の色々な要素も考えなければなりません。付け焼刃では、なかなかできない事項です。



その人を対象者にしたのは、順番でそうなっていたのですが、正直、その人のチカラでは難しいだろうと最初から推測していました。



なぜ最初から難しいと推測していたのかというと、普段のその人との関わりの中で、その人の興味関心の方向や程度、学習状況などは大体想像がつきますし、会話の中でもどの程度の知識を重ねているのかはわかります。また、仕事の進め方についても、これまで成果を出していないのも知っています。何度か示唆していますが、それでも変化がありません。だから、今回のお役は、かなりのハードルである事は、こちらは想定内でした。


もちろん、できる人にやってもらった方がこちらとしても楽です。フォローが少なくて済むので。しかし、難しいからやらせないのでは、いつまで経ってもできません。私は「ピンチはチャンス」という言葉が好きなので、スタッフに「半歩先の課題」に取り組ませます。もちろん、フォロアーやサポーターは沢山いるわけで、いわゆる『チカラ試し 兼 経験を積む』と言ったところでしょうか。



1ヶ月前、企画の素案を出してきたようです。聞くところ、オチのつかない、あっさりした表層的なものだったそうです。初学者にありがちなので、その時点で、周りがコメントして、再考に入りました。さらに1ヶ月経ち、再度提示してきたのですが、前回とほぼ変化がありません。



状況を例えていうと、「創作カレー」というお題があったとして、最初の1ヶ月でコンセプトを提示し、案が揉まれ、次の1ヶ月までの間に、幾つかの試作を作ってくるというようなスタンスなはずです。
今回のその人の行動は、最初の1ヶ月で、コンセプトではなく「世の中にこういうカレーがあります」という提示にとどまり、そこにコメントがされましたが、次の2ヶ月目で「世の中のカレーの多くは、人参、じゃがいも、玉ねぎを使っているようなので、今日は野菜を持参しました。みなさん料理お願いします」という状況でした。



何かを企画創作していくのに、段取りのお作法があります。また企画するにあたっては、ベースとなる知識とインスピレーションも必要です。さらにマーケティングも必要でしょうし、そのための時間も必要でしょう。それなくして、みなさん料理お願いしますでは打ち合わせも何もあったもんじゃありません。



前回の会議で、あーだーこーだとメンバーは取り留めのない意見を出してくれました。
例えて言うなら、「野菜は皮を剥いた方がいいよね」「人参の切り方はアレがいいよね」というような意見で、そんなこと話してても進まないよ?という内容です。



ラチが開かないないので、口を開きました。
「このディスカッションしてても、できないと思うんだけど?」
課題には時間制約があります。本人の基礎知識と、この2ヶ月間の取り組み方から考えて、期限までに望ましい段階まで仕上がるとは思えません。残りの時間でどう対処したいのか、選択肢を提示した上で本人に聞きましたところ、1週間以内に自分で再考するとのことでした。




自分で意思決定したことなので、その通り待ちました。が、期限は昨日でした。



初めて経験することなので、「質」の問題はやむを得ないでしょう。そこはメンバーが共同して精錬していけばいいことなのです。



しかし、何かの事項への取り組み方に関しては、初めてのことではないはずです。これまで他の人が同じ取り組みをしているのを見ているので、その時にどのように進めているのかということを、いかに見ていなかったのかということです。



また、自身の仕事の中でも、どのように段取りを立てて、どのような社会資源を活用していけば良いのかということは、これまでも経験しているはずですなのですが・・この方、幸か不幸か、問題にぶつかっても誰かがやってくれるという星の元で仕事をしてきていたので、自分自身で解決するということを、ほぼしていません。おそらく、今回は事が事なので、誰も代わってやってくれなかったのでしょう。



もう一点。自分の知識が狭く浅い事を、この機会を使って猛勉強し、補ったり深めたりするという作業を怠っています。既存のわずかな知識だけに頼って、企画案を作っているのは見ればわかります。

 

繰り返しになりますが、企画創作ができないことが、ダメとは言い切りません。しかし、その課題への向き合い方がよろしくないということです。



この先のフォロアーは、既にこちらで決めていますが、そのようなお膳立てがなければ自律して進められないという状況がとても残念です。
個人的な距離が近いせいか、最近職務上で逆ギレしてくることが多く、どうしたものかと思っていたのですが・・。
認められたければ、認められるような「行動」をしてください。完成度以前に、向き合い方です。



私たちは、皆同じような経験をして、そして各自が自ら解決できるように成長してきています。適切に行動していれば、私たちは惜しみなく支援はしますが、自律するための努力は必要な事です。あなたにもできないことはないと思っています。ここは、頑張って取り組んでください。